2009年02月22日

備えあれば

毎月の第四日曜日は『東京セミナー』です。
浅草や蒲田などの会場で行なうことが多いです。
今日もこれから浅草に向かいます。


この第四日曜日ですが、町内会の『町内清掃』と重なるのです。
朝の8時から行なうのですが、町内清掃を終えてから東京に行き、そしてセミナーを実施するわけであり、このようなことをエルハウスに越してきてから2年半近く進めてきました。


今月から町内会での《組長》としての仕事を担っているのですが、これまでに町内清掃にも参加していなかったような人物が組長になり、それから町内清掃を始める、というのも何だかなぁと思います。

ですので、これまでに大変ながらも町内清掃を行ない続けてきて良かったなぁと感じています。


準備といえば、2週間後に≪マラソン大会≫があります。
定期的に走ってはいるのですが、当時の自分の記録には程遠いものがあり、ショックを受けたりしています。

そんな中、今朝起きた直後に、「新しいシューズを買うように」というメッセージが入りました。
これはガイドからの『指示』です。

「そういえば、現在履いているシューズは5年前からのものであり、靴の裏のゴムもかなり減ってきているなぁ」と思いました。


今日のセミナー終了後に、どこかの店に寄って、シューズを購入してこようと思います。



始まってから何かをするのではなく、少しずつでいいので、〔始まる前から備える行為を続けていく〕ということをこれからも実施していきますface01  


Posted by 井出 章彦 at 09:41

2009年02月19日

名誉・・・?

この世を去って天に還る時に、『持っては行けない』ものがあります。

それは、生前に築いた 〔地位〕 〔名誉〕 〔財産〕 です。


大事なのは、地上界に生きていた時に、〔どれだけ人に愛を注いだか〕 〔人の役に立つことをしたか〕などのようです。


名誉といえば全く{長}と付くものには縁が無かったのですが、今では三つもの{長}となっています。

一つは、【エル】の会での長です。
一つは、【謙心会】での長です。
そしてもう一つは、私の住む町での組長です。

どれも規模の小さなものばかりではありますが、≪量より質≫のおもいで関わっています。


大きな組織の中で{長}というのは名ばかりで、ふんぞり返っている者ではなく、奉仕の精神で自らが行動して行くような者になりたいと思っています。



ここまで書いて気づきましたが、これは八正道の中の≪正業(しょうぎょう)≫に該当する事柄です。



上に立つ者ほど《稲穂の如く謙虚な態度と姿勢》が大切であると思っていますので、まず自らが実践して行きます  


Posted by 井出 章彦 at 15:48

2009年02月13日

譲る心

前回は【謙心會】のことを書かせていただきました。
この【謙心會】は実は、平成8年に妻と二人だけの流派としてつくったものです。
*拙著『心の眼』(パート1)の中に少しだけ記載しました。

正式名称は 天地仁氣光 謙心會 です。

今、【謙心會】はメンバーも30名を超えまして、二人だけしか着ていなかった空手着も、今では男女共に30名が同じ【謙心會】の刺繍を胸に入れた道着をつけています。
その姿、様子には「圧巻されるもの」がありましたface08


【謙心會】のシンボルマークは≪稲穂≫なんです。
それは 『謙虚な心』 を意味しています。
ですので、【謙心會】という名称なのです。

さて、この〔謙〕という文字ですが、『ゆずる』 とも読みます。
つまり、「お先にどうぞ」 という 『譲る心』 です。

このおもいからは、争いや闘争は生じないと思っています。


【謙心會】に集う人たちにはあまり上記の事柄の詳細を説明していなかったのですが、中には理念をしっかりと摑んだ方たちもあり、嬉しい限りですface02


そこで、また今回も寄せられたメールを紹介・掲載させていただきたいと思います。

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会頭ちゃま、謙心會ありがとうございました。

技は3、4つ位でちょうどよかったです。
たくさん一度にやると覚えられないので…

また、年齢の違いや男女の違いがありますが、みんなついていける位のちょうどよい運動量だったと思います。


男女のペアも男性も女性も一緒に向上する事が出来、よい組合わせだなと思いました。


会頭ちゃまに技を教えていただき、そして指導を受け、ペアを組んだ方と「こうかな」、「こうだよね」、「こうなんじゃないかな」、「やってみよう」、「おっ、いいかんじ」、「そうそう、そんなかんじ!」、「おっ、上手い、出来たんじゃない!」 というように楽しく練習ができました。


また、「ペアでお互いを見てあげて下さい」
とのことだったので、皆さんが自分の練習だけでなく同時にペアを組んだ相手の練習の為にと、自然に思いやりながら分かっところ、出来たところをお互いに教え合い学び合い、行なっている練習風景があり、「いい感じだな~face01」と思いました。

今頃ですが、お互いに相手のことを思う練習の雰囲気は、天地仁氣光、治療の相手への『愛の思い』や入塾式の時に言われた 『同通=同調』 につながる一歩かなと思いました。

また、女性の方が素直なので飲みこみが早いような氣がしました。


途中で、少しの時間だけペアの方を代わって練習したのですが、皆さん一生懸命なのは同じですが、人により雰囲気、氣、姿勢などが違い、いい意味で、その人の持っているものが感じられて、自分との違いも感じられた貴重な体験になりました。

いろんな人の感じを味わうのも、癒やし、治療するときに役立つのかもしれませんね。


練習を終えた後は、心地良い疲れと氣をいただいたような爽やかで、そしてすっきりした気持ちになりました。

ありがとうございました!

まだ、癒やし、治療が出来るようになれるか先は見えませんが、法と同じで信じて、地道に一歩一歩進んで行きたいと思います。

これからも謙心會を楽しみにしております。

よろしくお願いしま~す。



先日は【謙心會】に参加させていただき、ありがとうございました。

【謙心會】を終えた今、身体だけでなく、心も温かく調和された自分を感じています。



【謙心會】の稽古を通して、慣れない動きなので、つい自分の技の習得に関心がいきがちですが、
二人一組の練習なので、一緒に練習する相手に対して 『あなたのおかげで私が練習する事ができます』 という相手への感謝のおもいと、『あなたの為に喜んで練習台になります』 という自分からの愛のおもい、譲るおもいが自分自身に大切であると感じました。

その相手に対する愛のおもいがあって、初めて同調、同通、そして治療へと繋がっていくのですね。


また、【謙心會】の稽古を通しての同調、同通は、治療へ繋がる事だけではなく、
普段の生活の中でも自分たちの役に立つという事にも気づかせていただきました。

【謙心會】は、奥が深いですね~



通常の武道の技や型とは違い、【謙心會】独自の身体の使い方で氣を習得し、
相手への愛のおもいや『お先にどうぞ』という謙るおもいを持ち、相手と同調、同通する【謙心會】は、
改めて「本当に素晴らしいなぁface05」と感じました。

会頭の「技は心で」の言葉を常に心に持ちながら、一つ一つ丁寧に取り組んでいきたいです。



これから【謙心會】を通して治療への道を志すと共に、私たちの人間性も高めていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いいたします!


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本来は『治療』という言葉は使えないのですが、仲間内だけで使わせていただいていますface06


前回と今回の二度にわたって【謙心會】のことを書かせていただきましたが、決して《勧誘》ではありませんからね~face03


私たち【エル】の会では、『法の学び』という文証(もんしょう)と、『武術を通しての氣』という現証(げんしょう)と、『人を(治療する)癒す』という理証(りしょう)の三つの証を基にしています。


過去の聖人に置き換えてみますと、
文証が 釈迦
理証が イエス
現証が モーゼ

icon12icon12このように捉えてみますと、分かりやすい(イメージしやすい)ことと思いますicon12icon12  


Posted by 井出 章彦 at 18:48

2009年02月09日

【謙心會】発進

昨日からいよいよ本格的に【謙心會】が発進しました。
『入塾式』には新潟県・福島県・茨城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・静岡県・滋賀県・大阪府から22名が集まりました。

【謙心會】は空手(伝統式とフルコンタクト式)をベースとしての武術ですが、参加されている皆さんに〔黒帯〕程度の技術を養っていただきたいと思っています。


【謙心會】とは、【エル】との二本柱で進めていくものであり、≪氣を使っての治療≫を目的として興しました。
(※私は医者ではないので、本当は≪治療≫という言葉は使えないのです)

ですので、【謙心會】での稽古は《技を多く覚える》ことよりも、《氣を使っての治療にどう繋げていくか》がポイントとなります。


次に昨日の稽古の初日に参加された方たちからの感想を紹介させていただきたいと思います。

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会頭こそ、今日はお疲れさまでした。
【謙心會】初日、大成功でよかったですね。
ゆっくり休んでくださいニャン

参加させていただいた感想をさせて頂きます。

つい昨日まで、(【謙心會】では、具体的にどういったことをするのだろう? 普段、運動不足で身体が固い私は、みんなについていけるか心配だなぁ…。)という思いがあり、参加をためらっていました。

でも、今日思いきって参加してみて、実際にいくつかの型を教えて頂くうちに、
【謙心會】の目的が「武術を通し人を癒やす力を付けること」であることを、身を持って感じさせて頂いたように思います。

というのも、ペアの相手と型の練習をしていると、体の内側から熱くなってきて、
自分自身、氣のめぐりが良くなってきているのかなと感じたからです。

また、この熱さは、 型をしっかり決めた時には、よりいっそう強く感じられたので、
そこに面白さや、やりがいを見つけました。

それから…。 今日の帰宅途中のことですが、バイクの運転中に、赤信号や他の車に対して、いつもより落ち着いて、ゆずる心で対応している自分に気づき、びっくりしました。

武術を習得することで自分に自信が付き、周りの人を気遣う心の余裕が生まれるのかなと、
早くも手応えを感じた一日でした。

今日は本当にありがとうございます。
これからも是非、地道にコツコツと【謙心會】で学ばせて頂きたいと思いますので、
ご指導の程、よろしくお願いいたします。



今日は、待ちに待った謙心會に参加させていただき、本当にありがとうございました。

まだスタートしたばかりですが謙心會では、武道を通じて集中しながら全身を使う事により、
今までにない感覚を感じました。
改めて謙心會は、『治療に結びつく為の大切な過程』なんだなぁ、という事を理屈ではなく身体で体感できたような気がしました。

会頭や由香さんの丁寧な指導や本気モードのお姿に、つい私も〔スイッチがON〕になり、張り切ってしまったので、もう既に少々筋肉痛ですぅ。
でも、皆さんと一緒に心身共に充実した時間を過ごす事ができ、心と身体が軽くなり、気分はスッキリです。

これからの謙心會を通して自分達の変化も楽しみです!
これからも宜しくお願いします(^O^)



大変充実した会で全身が心地良い疲労感に包まれております。
ランニングの後とはまた違った疲れかたで、少し驚きました。

「治療のための気を扱えるようになるぞぉ!」という目標を改めて胸に刻むことのできた記念の日で
あり、≪はじめの一歩≫を踏み出すことが出来た大切な1日になりました。
ありがとうごにゃいました。



昨日は、謙心會に入塾させていだだき、ありがとうございました。
《記念ビデオ》をもいただき、ありがとうございました。宝物にさせてくださいね。
メッセージも嬉しく、文面の中から、会頭ちゃまの愛をもらっただす!face02

以前での稽古は、頭と体がバラバラで、体のクセもいっぱいでてきて、自滅しかかっていましたが…。今までの私は、「初回で上手くいかなかったら、やらなきゃよかったな」と、後悔していたと思います。

昨日は、出来なくても、あまり焦ってない自分がいました。
「どうしてなのだろーな」と、帰り道に振り返ってみると…

*明確な大きな目標(夢)が、しっかりとある。

*謙心會は闘いを目的としていないから、雰囲気がとても和やかで、自分のペースを保ちながら稽古ができました。

*そこには、会頭ちゃま、由香さんの愛のあるご指導、信頼感が浸透していましたよね。
休憩時間にも、ご指導してくださる姿に熱いものが伝わってきました。

*見下されない、わけ隔たりのない安心感のある道場に感謝感謝です。

これからもご指導よろしくお願いします。
みんなに遅れをとりながらも、謙心會がある限り、≪術は心で≫で出せるように努力していきます。

体は思いきり力が入っていたのに、心は気楽にやらせていただいた雰囲気は、最高の道場でした。

ありがとうございました。

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個人的には、今年の9月に『【謙心會】を主体としての合宿』を行なってみたいと思っています。
また、〈平日の夜間の稽古〉も設けてほしいという要望も届いています。(←3月から取り入れたいと考えています)

今月は熱海で、来月は熱海と東京と滋賀にて【謙心會】を行ないます。


註:エルハウスには毎日のように≪ミケわん≫(と私が名付けたお隣の家の三毛猫)が訪れて来ています。そのせいか、《ネコ語》が流行っているみたい・・・face05



ここ数日は、『実習オンリーセミナー』 『エル ランニング部によるマラソン大会の予行練習』 そして『謙心會』と続いていたのです。
これら全てに参加された方からの感想が寄せられましたので、ここに紹介させていただきます。

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昨日、今日とランニング部、実習オンリーセミナー、謙心會に参加させて頂きましたので、その感想を書かせて頂きます。

実習オンリーセミナーが今回で一時お休みといった事もあり、、、
結局、照れ臭くて言い出せなかったのですが、テーマとして実習オンリーの総括といった思いもあり、会頭の言う『愛』(高次元の) とはいかなるものか、、といった事を、
実習を通して教えて頂ければといった 思いを忍ばせて今回参加させて頂きました。

セミナー開始までの時間にランニングの練習に参加させて頂きましたが、
会頭自らの運転で僕達を練習コースに連れて行って下さり、
参加メンバーは6キロを走りましたが、
会頭は汗だくになりながら一人一番長い距離の7.5キロ を走られ、
またその後の実習オンリーセミナーでは、全体的な内容から『愛』(高次元の)がテーマであったようにも思いました。

翌日の謙心會に関しましては、一人一人着実に行っていけるように丁寧に、
そして熱のこもった指導をされておられ、
また、男女のペアでの武道(空手)の型の練習が主であったと思いますが、
相手が異性という事もあり、
やっぱり遠慮するので自然に『譲る思い』が生じ、自分自身の感覚では気が付かないことも
相手の方から聞けたりと『謙虚な姿勢』とは、といった学びの機会を得れたよう に感じました。

以前、司馬遷のDVDを観ましたが、中国版イエスキリストといった感もあり、
孔子は仁を説かれ、諸葛孔明、勝海舟は人々の横のつながりをもって世を治めようとされたようにも思っています。


今の会頭は、【謙心會】を始められ、氣を通しての癒しを教えながら
『譲る心』 『謙虚な思い』 そして 『愛』 とはこういったもの、、、と
過去の偉人の方々のような感じで、さまざまな角度から、『愛』(高次元の)を、
自らの言葉で、態度でまた体感を通して分かるように教えて下さっているんじゃないだろうかといった感じを、今日の入塾式を終えて感じました。

少しでも自分のものとしたいです。

謙心會入塾式を終えて、「汗をかいて清々しく気持ちがいい~」といった感想を 笑顔で話し合ってる方々もおられたりと、、、横のつながりも自然に、より深く 太くなったようにも思いました。

今後とも宜しくお願い致しまっする。

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今ごろは昨日の稽古に参加されていた全員が〔筋肉痛〕になっているのだろうなぁ~face10  


Posted by 井出 章彦 at 09:26

2009年02月02日

自分に課す

1月17日の熱海セミナーで、27種類もの技・術を数十名のエルメンさんたちの前で披露しました。
これは、『自分に課す試験』というつもりであえて実施したものです。

以前のブログでも書きましたが、〔私の身体を摑んできた相手を瞬間に投げる〕 というような技です。


熱海セミナーで実演を撮影したビデオを5回見たのですが、エルメンさんたちに技の説明をしながら行なっていた為に、〔術を極めるまでに時間を要している〕 のです。

「これでは 納得しない!!!」と思い、2日前の東京セミナーの中で再度『自分に課す 第二次試験』を数十名のエルメンさんたちの前で実施させていただきました。

テーマは、《相手が私の手首を摑んだり、後ろから羽交い絞めなどをしてきた瞬間に、パンチを打ってきた瞬間に投げ技を極めることが出来る》 というものです。
こちらからは相手の関節をきめたり、力で返したり、足を引っ掛けたりすることは一切せずに、投げ技につなげます。

これまでの途中経過や様子などを知らない人が見たならば、〔摩訶不思議〕だと思えるような光景が実際に目の前に連続して起きますので、「あれらは全部 ヤラセなんでしょ!?」と思ってしまうかもしれないほどです。
滋賀セミナーおよび熱海セミナーでは、参加者全員にこの〔摩訶不思議〕な技を実際に受けて体験して(味わって)いただきましたface08


次は、相手役を快く引き受けてくれた北澤さんからのコメントです。
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・・・東京セミナーでは大変お世話になりました。

2次試験での技のキレには投げられながらびっくりしました。

本当に吹っ飛んでしまいました。

そして セミナー終了後に整体までして頂きありがとうございました。

今日は、ひさしぶりに元気になり施術(仕事)ができました。

また なにかありましたら喜んで協力させて頂きます・・・

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武道(武術)の稽古を毎日一人で行なっているのですが、『人を投げる』のが目的ではありません。
稽古を行なっているその結果、『人を投げる』技へと繋がった として捉えています。

本当の目的は、≪氣を使っての癒し≫ です。
*≪治療≫という言葉を本当は使いたいのですが、私は医師ではないので使えないのです。


『第三次 試験』をもしまた実施するとしたならば、既にその内容は決めてあります。
つまり、〔どのように進めていくのかの青写真が自分の中に出来ている〕 ということです。

師についているわけではありませんので、そのほとんどが≪創意工夫・研究・研鑽≫となるのですが、「必ずマスターするぞface06」というおもいで日夜励んでいますface01


私には目的がありますので、根気・続けていく勇気・行ない続けるという努力と共にやっていきますface02  


Posted by 井出 章彦 at 19:02