2009年02月02日

自分に課す

1月17日の熱海セミナーで、27種類もの技・術を数十名のエルメンさんたちの前で披露しました。
これは、『自分に課す試験』というつもりであえて実施したものです。

以前のブログでも書きましたが、〔私の身体を摑んできた相手を瞬間に投げる〕 というような技です。


熱海セミナーで実演を撮影したビデオを5回見たのですが、エルメンさんたちに技の説明をしながら行なっていた為に、〔術を極めるまでに時間を要している〕 のです。

「これでは 納得しない!!!」と思い、2日前の東京セミナーの中で再度『自分に課す 第二次試験』を数十名のエルメンさんたちの前で実施させていただきました。

テーマは、《相手が私の手首を摑んだり、後ろから羽交い絞めなどをしてきた瞬間に、パンチを打ってきた瞬間に投げ技を極めることが出来る》 というものです。
こちらからは相手の関節をきめたり、力で返したり、足を引っ掛けたりすることは一切せずに、投げ技につなげます。

これまでの途中経過や様子などを知らない人が見たならば、〔摩訶不思議〕だと思えるような光景が実際に目の前に連続して起きますので、「あれらは全部 ヤラセなんでしょ!?」と思ってしまうかもしれないほどです。
滋賀セミナーおよび熱海セミナーでは、参加者全員にこの〔摩訶不思議〕な技を実際に受けて体験して(味わって)いただきましたface08


次は、相手役を快く引き受けてくれた北澤さんからのコメントです。
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・・・東京セミナーでは大変お世話になりました。

2次試験での技のキレには投げられながらびっくりしました。

本当に吹っ飛んでしまいました。

そして セミナー終了後に整体までして頂きありがとうございました。

今日は、ひさしぶりに元気になり施術(仕事)ができました。

また なにかありましたら喜んで協力させて頂きます・・・

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武道(武術)の稽古を毎日一人で行なっているのですが、『人を投げる』のが目的ではありません。
稽古を行なっているその結果、『人を投げる』技へと繋がった として捉えています。

本当の目的は、≪氣を使っての癒し≫ です。
*≪治療≫という言葉を本当は使いたいのですが、私は医師ではないので使えないのです。


『第三次 試験』をもしまた実施するとしたならば、既にその内容は決めてあります。
つまり、〔どのように進めていくのかの青写真が自分の中に出来ている〕 ということです。

師についているわけではありませんので、そのほとんどが≪創意工夫・研究・研鑽≫となるのですが、「必ずマスターするぞface06」というおもいで日夜励んでいますface01


私には目的がありますので、根気・続けていく勇気・行ない続けるという努力と共にやっていきますface02



Posted by 井出 章彦 at 19:02