2007年03月12日

伊豆大島

エルハウス(我が家)の部屋からは「伊豆大島」が見えます。
特に、二階の私の部屋~別名「瞑想の間」からは、伊豆大島が一望できます。

気光の伝授(アチューンメント)は、この「瞑想の間」にて行なうのですが、椅子に座った方たちは全員が「目の前に広がっている伊豆大島の雄大さ」に、感嘆の声を発しています。


部屋から見える伊豆大島の景観ですが、伊豆大島の一部分が見えたり、端っこが山や木によって遮(さえぎ)られたりしているのではありません。
部屋の窓からの大島は、全体が大きくそして雄大に、部屋の中に立つ人の眼前に広がっています。

先日、友人の言葉によってあらためて気がついたのですが、窓からの大島は「ものの見事に」窓の枠の中にその全身が納まっています。

しかも、大島の右端から窓の端までと、大島の左端から窓の端までの距離は全く同じ!

ですから、窓の中には「バランスのとれた伊豆大島の全景」が、絶妙なバランス感覚でもって浮かんでいるのですね。


「バランス」から浮かぶ事柄が『調和』です。

調和は、『左右に片寄らない』ことをも意味します。
そしてそれは、『中道(ちゅうどう)』のことでもあります。

中道は、お釈迦様の説かれた≪八正道(はちしょうどう)≫によってもたらされます。
それが≪天の理 宇宙の理≫であり、≪正法(しょうほう)≫です。
そしてそれを学んでいる会が、私たちの【エル】なのです。


中道は「学問の中から得られるもの」ではありませんので、私たちエルメン(【エル】のメンバー)は日々の中で行じています。

つまり、修行は「山の中にこもることや滝にうたれること」ではなくて、
修行は「日々の生活行為の中にある」という理念でもって、
私たちエルメンは≪心と行ないを正しくする≫ことに日夜努め続けています。


体の健康と同じように、心の健康は大事ですよね。
これが「中道」なのです。
体と心のどちらも大事であり、バランスが保たれていることが大切です。

また、経済もそうです。
ちょうど今、確定申告の真っ最中ですが、きちんと決められている税金を納めるくらいの稼ぎ~経済は必要です。


《心と体と経済》 この三つは法を学ぶ者には大切な事柄になります。
「頭でっかち」でもなければ、「オタク」でもない、『常識ある社会人として、地に足を着けて、そして自分に厳しく人にやさしく』しながら生きているのが、我らエルメンです。


何だか「自慢話」のようになってしまったでしょうか…?

むのたけじ という詩人が遺した詩集の中に「自画自賛 大いに結構! 自分で自賛できないような絵を描くな!」というような意味のことばがあったのを思い出しました。

*これは「うぬぼれ~増上慢(ぞうじょうまん)」とは違います。


大自然は私たちに「バランス~調和」をよく教えてくれています。
春夏秋冬、一日の昼夜の別、動物と植物との関係など。


「調和」は全てに関係します。
心の中の四つの領域である「感情」「本能」「理性」「知性」にしてもそうです。
この四つが調和されてはじめて、「満月のような丸くそして豊かな心」になります。


「心を調和させて大悟を得るぞ~!!」というのが、もっぱらの私個人のテーマであり、課題です。


世のため、人のためにも「やるっきゃない!」 ← 年齢がバレル?



Posted by 井出 章彦 at 17:55│Comments(1)
この記事へのコメント
エルハウスから見える伊豆大島のように自分を見る事ができたなら、
簡単にバランスを取ることが出来るように思います。
全体が見えるからです。正人(聖人のシャレです。)又は反省人に、
日々、一歩でも近づく事が出来たなら、窓から見る伊豆大島のように
自分を見る事が出来るような気がします。
今日も頑張りま~す♪ありがとうございます。
Posted by kaxi at 2007年03月13日 08:06
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